ペットレスキュー・いわて › 4月17日(日) 宮古市の被災犬譲渡会に参加

2011年04月17日

4月17日(日) 宮古市の被災犬譲渡会に参加

 4月17日、宮古市は日本晴れ。私は10急行バスで10時15分、宮古駅へ着き、宮古地区合同庁舎へと向ました。同駐車場には、主催者、関係者、そして家族づれの市民の皆さん、約100名がつめかけ、16匹のケージに入ったワンちゃんたちと、ご対面、相性診断など、すでに始まっていました。 
主催者である宮古市獣医師会、田口庸蔵会長にお話をうかがいます。「今日はあたらしいスタートの日。自立しよう、と心に堅く誓い、実践する日。今まで与えられることだけの日々だったが、すがっているだけでは、前に進めない。自分の力で歩いてゆく、それを今日、メッセージしたい」
4月17日(日) 宮古市の被災犬譲渡会に参加

定刻の11時より、譲渡式がはじまり、主催者、行政当局のごあいさつを神妙に聞き入るワンちゃんたちは、被災ペット(避難所などで、一緒に暮らせなくなった)11匹、わんこの会による提供3匹、ブリーダーさんの提供2匹、犬齢3か月から13歳まで。
引き取りを申し出たのは、犬の飼育ができる持ち家か、家主の同意ある居住者、家族に反対者がいない、自分の手で安全に持ち帰ることができる、等の条件をクリアーした、宮古市民の皆さん。
いよいよ譲渡式のハイライト、譲渡希望者とワンちゃんのマッチング、希望者の多いワンちゃんは、ジャンケンで、行き先がきまります。
引き取りがきまり、よろこぶ家族、ジャンケンに負けて残念無念!の家族、新しい落ち着き先がきまった、15匹のワンちゃんたち。1匹だけ残った、10歳ミックス、メスのバニラ、「カワイイのに、なぜ・・・」の声に「だいじょうぶ、次はかならず、行き先が決まるよ」と田口会長。
桜の花の下、たくさんのメディアも行きかうなか、譲渡式は大盛況のうちに終わりました。
宮古の復興、記念すべき第1ページです。

4月17日(日) 宮古市の被災犬譲渡会に参加



Posted by ペットレスキューいわて事務局 at 20:36│Comments(1)
この記事へのコメント
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Posted by DanielLargy at 2018年06月06日 03:30
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